お知らせ

スタッフブログ2021.02.05

節水型トイレは本当に節約できるのか?

こんにちは!

新潟県長岡市の総合リフォーム専門店

こしけんリフォームです。

 

法人のお客様より

従業員トイレの入替をご相談されました。

 

 

お客様よりいただいた質問は

 

節水型トイレって、実際いくら節約できるの?

 

実際のところ、どうなのでしょう。

数字を追って検証してみます。

 


1.トイレの使用回数を算出


 


 

日中事務所でトイレに行く回数は

 

小のみ

男性3回

女性4回

 

としました。

 

個人差があるので、回数は社内でちょっと揉めました(笑)

忖度がないように少なめに計算しています。

 

 

従業員数は男性7名、女性2名。

 

 


 

男性 3回×7名 21回

女性 4回×2名 8回

 

 


1日あたりの節水量を計算


 

現在お使いのトイレは

1回あたり13ℓ 大小ないタイプ

 

入替を検討しているトイレは

大4.8ℓ 小 3.3ℓ  ecoモードで3.0ℓ(小)

 

 

小だと一回あたり、約10L水道使用量に差がでます。

 


 

男性分21回  1回あたり10ℓ節約

 

21回 ×10ℓ =210ℓ

 

女性分8回 1回あたり9.7L節約

女性は3.3ℓモードで計算

 

8回 ×9.7ℓ =77.6ℓ

 

合計すると 210+77.6ℓ=287.6ℓ

 

数字がいっぱい出てきてクラクラしてきましたが

1日あたり お風呂1杯分半ぐらいの差が出ます。

 

 


 

けっこうな水量ですね。

 

 


1日あたりの節約金額を計算


 

水道代は 1ℓ約0.2円とします

(地域差があります)

 

287.6ℓ×0.2円=57.52円

 

一日あたり 57.52円の節約になるとわかりました。

 

1か月では 57.52×30日

1725.6円

 

一年間では 1725.6円×12

20,707.2円

 

一年だと2万円も差がでるんですね。

 

 

一般家庭より、使う人数が多いので

節約できる金額も多くなります。

 

 

実際には下水使用量や、暖房便座の電気料金も下がりますので

もう少しメリットがあると考えます。

 

 

 

ちなみに、一般家庭では

 

従来品の 大8L/小6L から節水型に入れ替えると

4人家族で年間約 4,200円の違いが出るというデータがあります。

 

<TOTOカタログより抜粋>

 



まとめ


 

節約分との差額でトイレ本体が0円になる!!

というほどではないので、

 

・古くなったら

・使い勝手が悪くなったら

 

 

交換を検討するという考えでよいと思います。

 

 

節水型トイレでお得になるかどうかは

トイレの使用頻度でかなり差がでます。

 

 

どっちがお得?と聞かれて

 

リフォーム営業マンが即答できないのは

頭の中でこんな試算をしているからです(;^_^A

 

 

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