スタッフブログ2021.01.23
こんにちは。
長岡の総合リフォーム専門店
こしけんリフォームです。
気温が低くなってきて
エアコンと石油ストーブの併用を検討される方も
いらっしゃるかと思います。
石油ストーブの上でやかんをかけたりお芋を焼いたり
冬ならではの素敵な光景ですよね。
しかし!!最近の気密性の高い住宅の場合には
開放型の石油ストーブは
「利用しない事」
をおすすめしております。
<開放型>
開放型の石油ストーブは
大量の水蒸気と有害物質を排出するため
窓開け換気なしで使うと
換気量が不足し
一酸化炭素中毒などの健康被害や
壁内結露など住宅への悪影響が考えられます。
気密性の高い住宅で
安全に開放型石油ストーブを利用するためには
30分に1回の窓開け換気が必要です。
せっかく温めた空気を窓をあけて逃がすので
熱効率が良くない事と換気を怠った場合のリスクが
おすすめしない理由です。
「換気なら、24時間換気がついてるけど、窓をあけないとダメなの?」
お客様からよく聞かれる質問の一つです。
24時間換気は日常生活を想定して
換気量を計算しています。
一時的に大量の水蒸気を発生させる
開放型石油ストーブの利用は想定されていないため
換気量が不足します。
※石油ストーブは1ℓの灯油を燃焼させると約1ℓの水蒸気が発生します。
石油暖房機器であれば、密閉型がおすすめです。
<密閉型(FF式)>
屋外で給気・排気をするため、空気汚染はありません。
暖房機器の故障、停電時
エアコン設置ができないお部屋など
必要になる事もあると思います。
窓あけ換気の際は対角線上の窓を2か所開け
給気側の窓を小さく
排気側の窓を大きくあけると効率よく換気ができます。
正しい換気で、住む人も家も健康に過ごしましょう。